一足先に仕事が休みになった夫が妻置いて旅行に行きました。
鹿児島編、パート5です。
この日はCUTEを活用してカゴシマシティービューに乗車します。
レトロな観光循環バスで、主要な観光地を一通り回ることができます。30分に1本程度の運行ですが、観光地から次の観光地まで歩いて移動したりすると案外ちょうど良い間隔です。土曜の夜には夜景コースを回っていたりします。

まずは城山展望台へ向かいます。展望台からは鹿児島市街を一望できます。そして鹿児島の主役である桜島も見えるはずです。
見えるはずなのですが、この日も少々怪しい雲行きでした。昨日の水族館では存在すら疑わしい状況でしたが、今日はうっすらとその姿を確認できます。
輪郭は見える。
たぶんいる。
昨日よりは証拠が増えました。
現時点では存在する可能性が高いものとして扱うことにします。存在確認を優先したため写真はありません。

展望台からは城山遊歩道を通って麓まで歩きました。緑が多く、気持ちの良い散策路です。
ただし前日は長時間ガムを噛み続けたせいで顎が筋肉痛でした。明日は足もそうなるのではないかという不安が頭をよぎります。人間の筋肉は平等に裏切ってくるようです。

麓へ降りた後は鶴丸城跡や西南戦争の銃弾跡、薩摩義士碑、私学校跡などを巡りました。
私学校は、西郷隆盛が鹿児島へ戻った後、彼を慕う若者たちのために作られた学校です。結果的にはその若者たちの熱量が西南戦争へと繋がっていきます。
歴史は時々、教育の成功と失敗の境界線を分からなくします。西南戦争では非常に多くの命が失われました。
数時間かけて一人の癌患者さんの手術をしている身からすると、その膨大な人数が短期間で失われたという事実には言葉を失います。
銃弾跡の残る壁が鹿児島医療センターの近くにあることもあり、余計に考えさせられました。観光地を巡っているはずなのですが、気分は少しだけ重くなります。


その後はバスで仙巌園へ向かいました。入園料は1,600円。
なぜかポストカードを2枚いただきました。こういうのは素直に嬉しいものです。

仙巌園は非常に広く、桜や紅葉、梅など四季折々の景色を楽しめる庭園です。季節が変わればまったく違う表情を見せるのでしょう。お土産店やカフェ、様々な体験コーナーまであります。


そして何より、ここでは桜島が綺麗に見えます。城山では半信半疑だった桜島も、仙巌園でははっきりその姿を現しました。
モヤもなく、堂々たる姿です。
これだけ証拠が揃えば認めざるを得ません。
桜島は実在しました。
疑わしきは罰せずの原則に従い保留としていましたが、本件については存在を認定します。

また園内には猫神社があり、多くの猫の石像が並んでいます。

めちゃくちゃ可愛い。ギリシャの離島で黒猫と戯れて猫アレルギーが発覚した猫好きの私ですが、ここならアレルギーの心配なく戯れることができます。
歴史、絶景、そして猫。
鹿児島はなかなか隙のない観光地だと思います。
もっとも、猫に関しては石像限定ですが。
次回は桜島観光編です。お楽しみに。
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