五島列島2:廃墟と宿は紙一重

五島列島
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一足先に仕事が休みになった夫が妻置いて旅行に行きました。
五島列島編、パート2です。

疲れた体を予約した宿まで持っていく。値段も安く、綺麗にリノベーションされたホステルを予約した。

宿選びも上手くなったものだ。

歩きながら周りの景色を楽しむ。スーパーやドラッグストア、色々手に入る。節約旅にはもってこいだ。

その向かいにはラーメン屋。腹一杯食べるにはいいだろう。中を覗いてみるが椅子などが転がっている。あぁ、潰れちゃったのか。残念だ。

宿に着く。港から徒歩十数分。いい立地だ。外観はおしゃれで、装飾も凝っている。

「やはり当たり宿だ」そう思いながらチェックインを済ませる。

するとスタッフの方が言った。

「では別邸ですので送りますね」

予約したのは、綺麗にリノベーションされたホステル。

別邸プランがあり、料金は一泊3,000円ほど。写真を見る限り、本館とは多少見た目が違うものの、せいぜい近所にある別棟くらいだろうと思っていた。

送ります?

そんな遠いの?

騙された。

いや、正確には騙されていない。

相手はちゃんと全部書いていた。

ただ、私が勝手に都合よく解釈していただけである。

送ってもらった先は車で3〜4分。

到着した場所を見て、私は理解した。

さっきの潰れたラーメン屋だ。

おそらく元々は二階建てのラーメン屋で、二階は座敷席だったのだろう。

その座敷の入口に鍵付きの扉を付けて客室化した、という雰囲気である。

なるほど。

「別邸」という言葉から私が勝手に想像していた離れの古民家とは、だいぶ方向性が違った。

しかし冷静に考えてみる。

  • 一泊3,000円
  • エアコンあり
  • スーパーが目の前
  • 共有だがシャワーあり
  • 共有だがトイレあり

かなり優秀ではないか。

問題はWi‑Fiが無いことくらいである。

旅人にとってネット回線はもはや電気・水道と同格なので、そこだけは少し痛かった。

とはいえ、この価格で文句を言うのも野暮だろう。

こうして私は、五島列島の夜をラーメン屋の座敷で過ごすことになった。

人生、どこで寝ることになるか分からない。

少なくとも、出発前の私は想像していなかった。

今回宿泊することなった部屋
今回宿泊することなった部屋

次回は福江島観光編です。お楽しみに。

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